“火の粉”が舞い上がり飛んでいく様子も

おととし、千種区の吹上駅近くの住宅密集地で起きた火災。激しい炎が上がり、看板制作会社の作業所兼倉庫や住宅など、あわせて9棟が焼けました。

名古屋・千種区 おととし
名古屋・千種区 おととし

消防隊員が上空から赤外線カメラで撮影した映像からは、火の粉が現場から舞い上がり、風に流されて遠くまで飛んでいく様子が確認できます。

提供:名古屋市消防局

(名古屋市消防局 消防課・西尾尚洋さん ことし2月)
「赤外線カメラでは、細かい火の粉まで確認が可能になる。市内の建物火災でも遠方まで火の粉が飛散する。乾燥していたことで大規模な火災に発展した可能性がある」

大分の火災も「飛び火」が関係していると、名古屋市消防の担当者は指摘します。

(名古屋市消防局 消防課・谷川聖彦さん)
「強風注意報も発令されていたということで、風が強かったのだろうと。そこから飛び火があったのだろう」