「喫茶店でしくしく泣かれ…」
名古屋市西区の主婦・高羽奈美子さん。1999年11月13日、自宅アパートで刃物で刺され殺害されました。約26年、未解決のままだった事件。しかし、10月末、急展開を迎えます。
高羽さんを殺害した疑いで逮捕されたのは、名古屋市港区の安福久美子容疑者69歳。26年追い続けていた犯人は、高羽さんの夫・悟さんの高校時代の同級生でした。
(高羽奈美子さんの夫・悟さん 11月1日)
「写真を見れば見るほど、そんなことができるような女性じゃなかったので、未だに信じられない」
学生時代、悟さんに好意を寄せていたという安福容疑者。

(悟さん)
「女性(安福容疑者)が1人ぽつんと(部活の)練習が終わるのを待っていて『付き合ってほしい』みたいな依頼だったと思うんですけど、『ここじゃあれだから』と喫茶店に行ったと思うんですよね。喫茶店で(安福容疑者に)しくしく泣かれて…(交際を)お断りしたから、泣いたと思う」
約20年後に開かれた、高校の部活動のOB会で再会したと言いますが…
(悟さん)
「結婚していて、バリバリ仕事して頑張っていると、自分でアピールするくらいだから、(印象が)すごく変わったなと思って」
事件が起きたのは、その5か月後。当時2歳だった息子の航平さんと部屋にいた高羽さんは、突然、訪ねてきた安福容疑者に襲われたとみられます。













