脳の神経が壊れていくALDという遺伝性の難病があります。
早期に発見できれば進行を食い止められるといいますが、国の対策は道半ばです。この難病と闘う2つの家族に密着しました。
名古屋市港区に住む太田佑弥さん(30)。
佑弥さんは11歳で寝たきりになりました。

(佑弥さんの母親・美穂さん(54))
「子供扱いというか抜けきれてないんですが、なんか私の中では4年生の発症した頃で止まっちゃっているのかなって…」
佑弥さんは体内で特定の脂質が分解できず、脳の神経が壊れていく遺伝性の難病ALDです。
(佑弥さんの母親・美穂さん)
「元気、元気で、いたずらしたり…元気な赤ちゃんでした」
