鳥インフルエンザの影響で卵10~20円上がる

丸鳥鶏卵では、鳥インフルエンザの発生に伴う価格高騰を背景に、業務用・家庭用ともに10月以降売り上げを伸ばしていて、去年の約2倍に。

液卵の特徴は、サルモネラ菌などを殺菌したうえで冷凍パックにしているため、賞味期限が2年と長いこと。そして、卵を割る手間が省けて時短にもなるということ。これが、人気の理由になっているようですが、今後の卵の相場については危機感が…

(白井社長)
「北海道と新潟で鳥インフルエンザ。130万羽が殺処分(今週には)10~20円上がる。鳥インフルエンザが止まれば、前回のエッグショックと同じくらいで値段が止まると思うが、このまま続けばエッグショックを超える可能性がある」

液卵にするための卵の価格は、確実に上がっていますが…

(白井社長)
「卵を仕入れる側としてはやっぱり厳しいが、それなりに在庫があるので、すぐに液卵の価格が上がるということはない」

まだ、値上げする段階ではないときっぱり。白井社長は、しばらくは在庫状況を見ながら、値段据え置きで頑張りたいと話していました。