愛知県西尾市でウナギを供養、放流も行われました。
ウナギの供養祭は、愛知県養鰻漁業者協会が毎年行っていて、西尾市内の会場では、約100人が読経の中、静かに手を合わせました。
続いて資源の回復を願い、300g前後に育ったウナギを、1匹ずつ海へと放ちました。日本の食生活に欠かせないウナギですが、11月末からウズベキスタンで開かれるワシントン条約の会議で、国際取引の規制対象にならないか、地元では採択の行方を心配しています。

(愛知県養鰻漁業者協会 田中三千雄会長)
「ウナギの種類が見分けがつかないから、19種類全部規制にかけるのは、とんでもない話だと我々は思っています。可決されないことを祈っています」
ウナギの養殖や流通が安定して続くことを願い、きょうは西尾市だけでなく、木曽川や矢作川、豊川で計5800匹のウナギが放流されました。

