死亡事故多発で県下一斉の交通取締りが行われました。

きょう午前、三重県名張市の国道には移動式のオービスが設置され、名張警察署の署員らが乗用車の速度違反に目を光らせました。

ここから1キロほど離れた場所では、10月3日、6人乗りの軽乗用車が横転し、高校生を含む男女5人が死亡、16歳の男子高校生が大けがをする事故が起きています。

三重県では交通死亡事故が多発していて、きのうまでに去年の同じ時期に比べて13人多い47人が亡くなっています。警察は重大な事故につながりやすい前方不注意や速度違反をしないよう呼び掛けています。