きょう、死体遺棄の疑いで逮捕された、内縁関係にある男女2人。女性の遺体を山中に遺棄した疑いですが、事件は思わぬ形で発覚しました。

(柳瀬晴貴記者)
「人目に付かないこの山の中で、白骨化した遺体の一部が見つかりました」

ことし1月、岐阜県揖斐川町の山中で人の頭蓋骨が発見されたのです。

「『おじさんあかん!人の頭があるであかん!』と。ウソやろ、そんなわけない!(と叫んだ)」

発見したのは、鹿の駆除を行っていた猟友会の男性。先月、CBCの取材に当時の様子を語りました。

(第一発見者 猟友会の男性)
「たまたま手負いになった鹿が、滑り落ちて雪をどかすと、頭蓋骨があった。鹿が教えてくれたかもわからん」

男性は、仲間の猟師と共に山中で鹿を見つけて発砲。撃たれた鹿が、雪の積もった山の斜面を滑り落ちるとその下から頭蓋骨が現れたといいます。