愛知県岡崎市にアウトレットモールが11月に完成します。店舗一覧はこちら
(大石邦彦アナウンサー)
三重県の長島、岐阜県の土岐に続いて、遂に愛知県にもできるというわけです。
実は岡崎市は観光が好調で、理由は2つあります。1つ目は、2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」。放送のあった年に、家康公が生まれた岡崎城などを訪れる高齢者が増え、前年と比べて約90万人も観光客が増加しました。
そして2つ目は、チャンネル登録者数700万人を超えている人気YouTuber「東海オンエア」の存在。2016年以降は観光伝道師に任命され、彼らが動画の中で岡崎市内を回ると、若者が聖地巡礼と称して回る。それによる経済効果が約40億(推計値)だそうです。

では、アウトレットモールが出来ると、どんな経済効果が生まれるのか…
アウトレットモールは岡崎の市街地からは10キロ以上離れており、岡崎の中では中山間地域に位置づけられています。岡崎市としては、岡崎の奥の方という意味合いで「オクオカ」という名前にして、若い世代を呼び込みたいとのこと。
今後、どんな効果が生まれるのか。2つの人口が増えます。
1つ目は「交流人口」。岐阜の土岐プレミアムアウトレットでは、初年度は、前年と比べて約400万人増えたそうです。
そして2つ目は「居住人口」。住宅地などを作る計画があり、人口も増える見込みだそうです。
岡崎市としては、岡崎市内にもっと来てくれないかと期待している一方で、渋滞なども起こるので、渋滞対策の方も忘れずにしていただきたいと思います。
