2004年、愛知県豊明市で母親と3人の子どもが犠牲になった殺人放火事件は、未解決のまま9日で21年。遺族と警察が改めて情報提供を呼びかけました。

21年前、4人の尊い命が奪われました。

(殺害された加藤利代さんの姉・天海としさん)
「ただ普通に生きていたかっただけです。普通に生活していたかっただけなのに、理不尽に命を奪われた」

2004年9月9日未明、豊明市沓掛町の住宅が全焼し、焼け跡からここに住む加藤利代さん(当時38)、長男の佑基さん(当時15)、長女の里奈さん(当時13)、次男の正悟くん(当時9)が遺体で見つかりました。

警察は、何者かが4人を刃物などで殺害し、住宅に火をつけたとみて調べていますが、事件解決につながる手がかりは、得られていません。

9日は、現場から近い豊明市内の商業施設で、遺族や警察が改めて情報提供を呼びかけました。

(殺害された加藤利代さんの姉・天海としさん)
「(事件を)知っている人には、もう一度思い出して欲しい」

情報提供は、愛知警察署特別捜査本部で受け付けています。

【情報提供先(愛知警察署 特別捜査本部)】
・0561‐39‐0110