搬送先の病院「何も異常がなかったから書けません」
日常生活を送れなくなった女性。医療費もかさんでいますが、ワクチンの健康被害に対する国の救済は、受けられないでいます。複数の医療機関からワクチンの影響の疑いがあるという診断を受け、カルテなどの必要書類は集めましたが、まだ申請できていません。
(女性)
「1つの病院が受診証明書を書いてくれないから先に進まない」

接種の直後に救急搬送された病院が、受診証明書を出してくれないといいます。
(女性)
「心電図とかいろんな検査しても、何も異常がなかったから書けません。先生に何が分かるのって思いました」
接種直後に起きた症状の診断証明があった方がいいと考え、申請できずにいます。

医師法では、患者の求めがあれば診断書を発行することが義務付けられていますが、病院側は診断書を出さない理由について、取材に対し『個人情報なのでお答えできません』としました。
これまでにかかった医療費は約60万円。救済は受けられず、症状も改善しない日々が続いています。
(夫)「どうしていこうと思っています」
(女性)「医者がもっと患者に寄り添ってもらいたいというのはありました」
