名古屋・栄の商業施設「名古屋パルコ」に19日、「Z世代向け」で、「日本の食の今を楽しめる」新業態の食料品専門店がオープンしました。
食料品専門店「北野エース」が全国で初めて打ち出す新店舗。その名も「フードライブラリー」。食に関する商品が並ぶ、図書館のような空間です。


SHIBUYAでは、若者文化の中心地「渋谷」をテーマにカラフルな商品が並びますが、陳列の仕方にも工夫が凝らされています。


「推し活コーナーでは、(陳列を)パッケージの色で分けている」
「私の推しの色だったら、このコーナーの商品を買えば、推し活が出来る」
この「推し活コーナー」を提案したのは、なんと、今年春に入社した新入社員のお二人!

「雑貨屋さんなどで色ごとに陳列されている棚がかわいいと思った」
「メンバーカラーがあると、ついその色を手に取ったりする」

まさにZ世代の提案に店長は…
(フードライブラリー 今村隆憲 統括店長)
「提案を聞いた時は、何言っているんだろうと思ったが、意見を聞くともっともだなと」
Z世代に刺さりそうなコーナーは他にも…。
こちらは大豆ミートや植物性の食材を使ったプラントベースフードなど最新技術を使った食品が並ぶコーナー。なかでも目を引いたのが・・・

「タガメエキスが入ったサイダー」


(記者)「おいしいです。リンゴの風味があって、昆虫食には抵抗があったが、これだったらいけるかも」

他にもカレーと彼をかけた「カレーなる相性診断」では、その人にあった「守護カレー」を教えてくれるなどここには新しい「食」の魅力や楽しみが満載です。


(フードライブラリー 今村隆憲 統括店長)
「Z世代は食への関心が薄れていくという懸念。食の伝統を残し、つなげていきたい」

見ても楽しく、食べて美味しい。新時代の食の「図書館」を目指します。