連日、賑わいをみせる大阪・関西万博ですが、取材中にはこんなことも。

(スタッフ)「アメリカ館は現在列が長くなりすぎて危険なので、一旦受付を停止しています」

長い待ち時間の行列が出来る一方で、こんなパビリオンも!

(大石邦彦アンカーマン)「スペインパビリオン、多くの人が中に入っていきますが、見てください。ただいまの待ち時間0分となっています」

この日、比較的スムーズに入れたのは、「海と太陽」をモチーフにしたスペインパビリオン。見所を案内してもらいました。

(スペインパビリオン 広報担当 高橋純子さん)
「下は木造で、その上にタイルを敷き詰めている。このタイルはスペインのサグラダファミリアと同じメーカーが作ったタイル」

そういえば、20年前の愛知万博でも、スペインパビリオンは六角形の外壁タイルが特徴的でした。

大阪万博では、大きな階段をのぼって中へ入ります。館内は「黒潮」がテーマ。海の中にいるような没入型の展示で、日本とスペインが古くから交流してきたことがわかります。待ち時間が短いワケは、このパビリオンの構造にあるようで…

(スペインパビリオン 高橋さん)「下り坂になっているので、比較的進みやすいと好評」

(大石)「展示方法だけでなく人の流れも考えて、なんとか並ばせない万博に?」

(スペインパビリオン 高橋さん)「『みんなに開かれたものにしたい』というのが、スペイン館の意図」

(大石)「だからこれだけ見どころがあって人気なのに、待ち時間ゼロなんですね」

穴場パビリオンはこちらも。