ものすごい音とともに、建物が崩れました。時間はわずか数秒。岐阜県笠松町で起きた崩落の瞬間。いったい何が起きたのでしょうか。

5月3日の午後7時すぎ、笠松町の宗教施設が映るカメラの映像です。

ミシミシと音をたて、わずか数秒で建物が崩れていきました。

(近所の人)「ものすごい音がした。バキバキガシャンみたいな。煙が立って」

崩落したのは、笠松町にある宗教施設「御嶽教照王教会本部」の 建物。

(荒川栞記者)「建物は大きく崩れていて、近くの町道には瓦が落ちています」

警察によりますとけが人はいなかったということです。

(近所の人)「日に日に崩れてはいたので、いつ崩れるか心配していた。強い雨や風があると、少しずつ崩れていた」

近所の人によりますと、4、5年前から屋根の瓦が落ちて穴が開いたり、壁が剥がれたりしていたといいます。