名古屋市がコロナ禍の経済対策として発行したプレミアム商品券。

1口1万円で購入額の30%が上乗せされますが、名古屋市は500口分で架空の名義を使って購入する不正があったと発表しました。

名古屋市のプレミアム商品券は、スマートフォンを利用したポイント還元と紙の商品券の2種類あり、どちらも1口1万円で購入額の30%が上乗せされます。

ことし6月に情報提供があり、名古屋市が購入者の住所と名前を調査したところ、購入の対象ではない名古屋市外在住者を含めた7人が、架空の名義を使うなどして、合わせて500口分を不正に購入していたことが確認されました。

不正に購入されたのは全て紙の商品券だということです。

上乗せ分の合計は150万円に上りますが、7人ともすでに返還しているということです。名古屋市は刑事告訴の予定はないとしています。