20日、名古屋市名東区の国道302号沿いで行われたスピード違反の取り締まり。


速度違反を検知する機械で持ち運びができる「可搬式オービス」を置いて、警戒にあたりました。

その様子を写真に収める警察官。この取り締まり場所をリアルタイムでツイッターに投稿しているのです。

これまで、取り締まりは市町村名までは公表していましたが、今回初めて具体的な住所や写真を公開しました。

(愛知県警 交通総務課 村瀬一史 課長補佐)
「取り締まり現場を公表することで、現場だけでなく、付近を走るドライバーにも取り締まりを知ってもらい、緊張感をもってハンドルを握ってもらえたら」

愛知県内では交通事故の死者数が19日までに103人となっていて、そのうち、17人が制限速度を30キロ以上オーバーした運転によって亡くなっています。

(愛知県警 村瀬課長補佐)
「速度が速いと事故を起こした時に致命傷になりやすい。速度を抑えて安全運転を」

愛知県警は今後も従来の非公開の形に加え、場所を公開しての取り締まりも続けていきたいとしています。