11月1日に愛知県長久手市にオープンする「ジブリパーク」。15日は愛知県在住の一般向けの内覧会で盛り上がりました。
(記者)
「午前9時の開場まで残り15分となりました。長い長い行列ができています」
そして午前9時。抽選で選ばれた愛知県民およそ5600人がいよいよパークの中に。報道陣は中には入れませんでしたが、みなさん、ジブリ作品の世界観を存分に楽しんだようで…
(来場者)
「耳をすませばの(青春の丘)エリアを見た。満足。いろいろ(ヴァイオリンなどに)触れられたので楽しかった」
「地球屋の中がすごく(忠実に)再現されていてよかった」
メインエリアの「ジブリの大倉庫」に並ぶ列には、愛知県瀬戸市の山田外美代さん(73)の姿も。2005年の愛・地球博に毎日欠かさず通い、「万博おばあちゃん」として世界に知られる人です。

(山田外美代さん)
「良い気分です。愛・地球博と一緒で並んだら良いものがみられるという感覚がずっと抜けていない。みんなの目がキラキラしていて自分も楽しくなりました」
Q.満足度は何パーセントですか?
(山田外美代さん)
「100%を超えて、ボルテージが上がっている」
さらに、愛・地球博記念公園内のベンチなど15か所にはジブリパークの開園に合わせてジブリキャラクターにまつわる銅製のオブジェが。撮影スポットとして魅力的な仕掛けがあるのです。
(記者)
「お土産を購入できるショップがあるが、身動きがとれないくらい賑わっている。レジを待つ人の行列もできています」
メインエリア「ジブリの大倉庫」の土産物売り場に並ぶ商品の半分ほどが限定品ということでみなさん、かごいっぱいです。
「千と千尋の神隠し」に出てくる「かしら」のぬいぐるみを3つ購入した女性。いったい、いくらになるのでしょう?
(来場者)
「インパクトがあってほしくなっちゃった。欲しいものは買おうと。合計3万9224円」
(来場者)
「ネコバス(のぬいぐるみ)です。もうね、一目でほしかったから思い切って」

「天空の城ラピュタ」の物語の鍵となる「飛行石」のネックレスや、「となりのトトロ」に出てくる「まっくろくろすけ」のキーホルダーなどを購入したこちらの家族。
Q.予算は決めていた?
「そんなの決めていたら買えません。全部で7万円か8万円くらい」
ここでしか買えないという限定品がいっぱい。財布の紐もゆるんで当然かも…
一方で気になるのは周辺道路の混雑状況。愛・地球博記念公園内には5つの駐車場があり、15日は開場1時間後には満車となった所もありましたが…
(記者)
「専用レーンに車は入って行きますが、渋滞はしていない」
地元の人たちも混雑を予想し身構えていましたが、駐車場周辺での大渋滞はありませんでした。