“神男”の経験者も裏方として

共に作業する伊藤竜太郎さんは、実は1987年の「神男」でした。

(伊藤竜太郎さん:1987年取材)
「最高です。それだけです」

さらに、山田和義さんは2003年の「神男」。

(山田和義さん:2003年取材)
「この大役を仰せつかりまして」

祭りへの愛と「裏方」としての誇りが、皆さんを突き動かしています。

(伊藤竜太郎さん)
「神男だけでなく“はだか男”も、けがのないように思いも込めて」

砂利は2日間ほどで全て取り除きます。

(田中雄一郎さん)
「これを裏に持って行って、きょうの作業は終わり」

(伊藤竜太郎さん)
「また残りました。あしたも頑張ります」

この日に5時間ほどかけて集めた砂利は2トントラック2台分でした。

この砂利は今後、少なくなった箇所の補修用に使われ、祭りが終わると境内には新たな砂利が敷き詰められるということです。