「もう少しイニング数を増やしたかった」
Q.なんといっても最優秀防御率のタイトルも獲得されました。これについてはいかがですか。
―僕が一番取りたかった賞だったので、そこに関してはすごく嬉しかったですし、あとは本当にもう少しイニングを投げたかったなとは思いますね。
Q.最多勝ですとか最多奪三振、ピッチャーのタイトル数ある中で、防御率が一番取りたかった?
―そうですね、僕はそうでした。
Q.それはどうしてですか。
―やっぱり勝ち星とか、勝率っていうのは、自分じゃ左右できない部分がどうしても出てくるので、やっぱ防御率に関しては自分の自責点との勝負になってくるので、そこをどれだけ減らせるかっていうのは意識していました。
巨人・菅野との差を感じた後半戦
Q.最多勝も最後まで争いました。この点の意識はどうだったんでしょう。
―いや僕も意識はしていましたし、取れるものなら取りたいと思っていましたけど、やっぱり後半戦の(巨人の)菅野さんと僕の戦い方の違いというか、結果の残し方の違いもそうですし、投球術っていうのが明らかに変わったので、やっぱりその差は3勝あったと思うんですけど僕の中ではもっと差が開いて感じましたね。
Q.投げ合ったりベンチから見ていたりして感じるものがありますか。
―そうですね、やっぱり後半あれだけ(調子が)上がってくるピッチャーっていうのは本当にいないので、僕が評価するのもあれですけど、本当にすごいなと思いました。

Q.今シーズンはプレミア12で、日本代表のユニフォームも着ました。この経験はどう生きますか。
―もうやっぱり最後、ああいう負け方をしてすごく悔しい思い出になったので、それを今シーズン、晴らしたいなという思いは持っています。
Q.代表で、トップレベルの選手と一緒にプレーをして得たものはありましたか。
―やっぱり今のプロ野球のレベルの高さとか、今は投手のレベルが本当に上がっているので、僕もそこについていくのに必死でしたし、やっぱりいろんな人からいろんなことを学ぶことができました。