死者・行方不明者あわせて63人を出した御嶽山の噴火から27日で8年となるのを前に、岐阜県下呂市で慰霊式が行われました。

2014年9月27日、岐阜と長野の県境にある御嶽山が噴火し、58人が死亡、5人が行方不明の戦後最悪の火山災害となりました。

25日、登山口に近い下呂市の御嶽濁河高地トレーニングセンターで、慰霊式が行われました。

下呂市や警察の関係者など11人が参加し、噴火が発生した午前11時52分に一分間黙祷し、献花台に花を捧げました。
8年前の噴火は紅葉シーズンの昼間に発生し、多くの登山者が巻き込まれました。

下呂市の山内登市長は「安心安全の登山をして頂けるような環境をしっかりと作っていきたい」と、思いを述べました。