愛知訴訟の原告「裁判官にしっかり伝わるように…」
愛知県内に住む鷹見彰一さん(仮名)。パートナーの大野利政さんとともに、愛知訴訟の原告団に加わっています。
(大石邦彦アンカーマン)
「いよいよ結審どんな気持ちですか」
(鷹見彰一さん)
「意見陳述もさせていただくのですが、今まで伝えてきたことも含め、最後のまとめで裁判官の方にしっかり伝わるといいなと」


12日、控訴審の結審を迎える日。鷹見さんは法廷で意見を述べることになっていました。
(鷹見さん)
「同性婚が実現されると、『少子化に拍車がかかる』みたいな意見もあるが、幸い私たち2人を見て、当事者じゃない方でも『結婚したい気持ちがすごく高まった』とか声が届いたりするので、結婚願望を高めたりとか子どもが欲しい思いを高められたのかなと、きょうは話したい」

地裁では違憲の判断でしたが、高裁でそうなるかが心配です。
(鷹見さん)
「もし合憲になったらどうしよう。足を引っ張っちゃうんじゃないかみたいなプレッシャーは少なからずある」