文章問題の「りんご」がわからないので食料品売り場へ

(豊川君の母親)
「(生後)10か月で1~10の数字が分かっていました。小さいころに児童館によく連れていっていたので、数字が書いてあった本とかブロックで、自然に覚えていった」
特別な教育をしたわけではなかったのです。豊川君は、2歳で九九を暗記。そして、3歳になると…

(豊川君の母親)
「分数とか少数もやっていたし、負の数もやっていました」
現在の小学3年生の算数は、すでに3歳の時に勉強していたそうです。持って生まれた才能の開花には、両親の導きも。
(豊川君の母親)
「そもそもまず言葉(の意味)が分からないので、文章問題で“りんご”が出てきたら、食料品売り場のりんごを見せにいったりとか、道のり・速さ・時間は、ストップウォッチとメジャーを持って、実際に何メートルか測って、何秒か計って教えた」
両親は、数学を専門で学んだわけではありません。しかし体験を通して、楽しみながら理解を深めてもらおうと工夫しました。
