去年、名古屋市守山区で20歳の女子大学生が飲酒運転の車にひき逃げされ、命を落としました。父親は悔しさを滲ませながら「本当は被告を死刑にしてほしい」と訴えていましたが、名古屋地裁は13日 被告に懲役9年の判決を言い渡しました。

ピースサインで優しい笑顔を浮かべるのは、大学生だった水谷歌乃さん20歳。歌乃さんは去年11月、悪質な運転によって理不尽に命を奪われました。

水谷歌乃さん(20)

事故があったのは去年11月28日、名古屋市守山区の交差点です。歌乃さんはアルバイトを終え、帰宅するところでした。家まで約300メートル、数分で着く距離です。

青信号で横断歩道を渡っていた歌乃さんは、赤信号を無視して走ってきた飲酒運転のワンボックスカーにひき逃げされ、命を落としました。