音と電気ショックで近寄らせない作戦

そこで、市はことし駅前に6つのスピーカーを設置。
カラスが警戒するときに発する鳴き声を流すことで、この縄張りに近づくと危険だと思わせ大群を遠ざけるという作戦。一定の効果はあるといいます。
さらに…。

(害獣駆除業者 オールコントロールサービス 伊藤素美子代表)
「『じゅうろくプラザ』の屋上。結構広いんですが、屋上の周囲に電気ショックのワイヤーを設置した」
業者に発注して、ことし9月、市が所有する駅に近いビルの屋上に弱い電流が流れるワイヤーを設置しました。

設置後に暗視カメラで撮影した映像には、ビルに止まろうとしたカラスが、すぐに遠ざかっていく様子が捉えられていました。
駅に近いビルに近寄らせないことで、全体の数を減らすのが狙いです。