停止する車が以前よりも増「十中八九止まる」
実は2019年のJAFの調査では、横断歩道に歩行者がいた際に一時停止する車の割合が三重県はたったの3.4%と全国ワーストでした。この状況はいま改善しているのか?11日に、改めて県内の交差点を取材してみると。
(記者)
「いま交差点内に女性2人が入りました。乗用車は、一時停止線で停止しました」
「鈴鹿市役所前の信号のない横断歩道ですが、今のところほとんどのケースで車が停止しています」

駅前や市役所前などの大通りでは、車が停止する様子が以前よりも多く確認できました。
(三重県民)
Q前に比べて止まるケースは増えている?
「止まってくれますね」
「十中八九止まる気がする。よっぽどスピードが出ている場合は止まらないけど」
JAFの調査でも、ことしは止まる車の割合が64.3%まで三重県は改善。全国ワーストを脱却し14位です。改善の要因についてJAFは…
(JAF三重支部 水井陽一さん)「三重県警が中心となって横断歩道の停止率を上げるための取り組みが徐々に浸透してきた。止まるのが当たり前という風潮ができあがってきたのではないか」
汚名返上をはかるべく警察やJAFが運送会社やタクシー会社などのプロドライバーに向けて啓発を行い、その後、一般のドライバーにも一時停止の意識が浸透してきたのではとJAF三重支部は分析しています。










