近年は高級食材になってなかなか手を出しづらいうなぎですが、安くて、美味しい、お値打ち価格のうなぎ店がいま、名古屋をはじめ全国で急拡大しています。安さの秘密を取材しました。

炭火で外はカリッと、中はフワフワに仕上げたうなぎ。名古屋市中区にある話題の店にお邪魔しました。うなぎを3/4尾使った「ひつまぶし上」はボリューム満点で2300円。
(大野和之記者)
「ん~美味しい!」
お値打ちにうなぎが食べられるとランチ時は大変混雑します。

(客)
「おいしい。すごくお得」
「(福島県)郡山市からここだけを目がけてきた。大満足」
「ふわふわでタレもおいしい」
この店では毎日、ランチだけでおよそ100人前のうなぎを提供しているそうです。

シラスウナギの漁獲量の低迷などで価格が高騰し、近年高級食材になっているうなぎをこの値段で提供できるのには秘密が…
(昼だけうなぎ屋 柳瀬雅斗オーナー)
「昼だけしか営業しないうなぎ屋です」
昼だけの営業で店の名前も「昼だけうなぎ屋」。同じ場所で夜は居酒屋を経営しています。いったいなぜこの業態に行きついたのでしょうか?
(柳瀬オーナー)
「(コロナ禍の)緊急事態宣言で、夜の売り上げが低迷し、ランチを考えたが、うなぎだったらしっかり単価を取れる」

