関税の割合によっては日本への影響大に
(三菱UFJ リサーチ&コンサルティング 細尾主任研究員)
「アメリカの利益のために、他国の経済がどうなってもいいような形で関税が発動された場合は、世界経済に甚大な影響を与えるので、まさかそんなことならないよねと世界中が注目している状況」
輸出産業にとって円安はプラスですが、関税引き上げはマイナスに。関税の割合によって影響の大きさが変わるということです。
一方、ハリス氏はアメリカ国内の家計に影響があるとして関税上乗せ政策に反対しているほか、バイデン政権の政策が基本的に受け継がれる見込みです。
Q東海地方にとって、どっちが大統領になったほうがいい?
(三菱UFJ リサーチ&コンサルティング 細尾主任研究員)
「トランプAとトランプBというのがあり、トランプAが迷惑なトランプ、日本に関税を課してくるような。迷惑なトランプAになってしまった場合は、明らかにハリス氏の方がいいと思うが、トランプBというのが意外と現実的。日本に迷惑かけてもいいことはないわけだから。口では怖いこと言いながらも、現実はうまく案配をしてくれる不動産屋さんやビジネスマンとしての顔がある。まともな方のトランプBになった場合は、トランプ氏の方がいい。良い悪いどっちも嫌だ、現状維持という人はハリス氏がいいんだろうなという感じ」