不審者を家に入れないために

(生活安全総務課 花木佑介 警部補)
「(犯人のメモに)見取り図がきれいに書いてある。金(という字に)丸が打ってある。ここに金があるから、すぐ取れる。ここまで情報収集する奴らもいる」

これは逮捕された窃盗グループが作って持っていたという家の間取り。
こんなものまで用意しているのです。
闇バイト強盗が増える中、名古屋市千種区では愛知県警が実際の住宅を使って防犯講習会を開催。
まず確認を呼びかけたのは、ドアがこじ開けられるかどうか。

(愛知県警生活安全総務課 花木佑介 警部補)
「玄関や勝手口から入る場合はバール。バールのやり方としては、ドアの隙間にグリグリやっていくと開いてしまうような侵入方法。バールプレートをはめて、バールの隙間を隠して」

扉と壁の隙間を埋めることができる防犯用のガードプレート。

そして…。

(生活安全総務課 花木佑介 警部補)
「おい、泥棒。もうすぐ警察来るからな」

スマートフォンでリアルタイムに確認できる防犯カメラも紹介しました。

また、インターホンを使った実演も…。

(強盗役)
「宅配便です」
(住人役)
「どちらの業者ですか?身分証を見せてください」
(強盗役)
「今、身分証を持っていない」
(住人役)
「身分証を持ってきて、誰の荷物か教えてください」
(強盗役)
「出直します」

警察が到着するまでに危害を加えられないよう、そもそも不審者を家に入れないことを強調しました。