(若狭敬一キャスター)
10月15日は2か月に1度の年金支給日でした。
この物価高の中、年金だけで生活費は足りるのか、色々と考えてしまいますね。

(大石邦彦アンカーマン)
衆院選の争点にもなる経済対策ですが、老後のお金の問題は大事です。一緒に考えていきましょう!
かつては老後に備えた貯金2000万円と支給される年金があれば、安心と言われていました。
しかし「物価高などの影響で2000万円だけでは足りないぞ」という指摘があります。

では年金は「いつから?」「いくらもらえるのか?」を確認してみましょう。
基本的には65歳からで、受けとれる年金は主に2種類。

自営業や専業主婦の方は国民年金のみで、平均で月額5万6000円の受給。

一方、会社員や公務員の方は国民年金の他に厚生年金も受給され、この2つを合わせると月額14万5000円になります。
それぞれ年間の支給額は国民年金が約67万円、国民年金プラス厚生年金の場合は約174万円です。

しかし、これだけで生活していくのは厳しいので貯金が必要になる訳です。