「品種構成を変えていかないと…」

近所の農家でも…

(大石)「高温障害の影響はあった?」
(近くの梨農家)「『新高』は特に煮えてしまい、半分以上は捨てた。袋がけして手間をかけたのに、袋代もまかなえない…」

JAの担当者も、危機感をあらわに。

(大石)「(安城市の)梨の生産量は、どれだけ減った?」
(JAあいち中央 営農部 磯村朗課長)「農協の出荷数量は去年より3割くらい減っている。農家自体も対策としていろいろやっているが、ことしの温度には対処できなかった」

猛暑対策は、この先々も重要な課題。甘水園の猪飼さんは。

(猪飼さん)「7月下旬~8月中旬ぐらいまでに採れるような品種構成に変えていかないと(梨農園は)続けていけないんじゃないかと思う」