かつて名古屋のランドマークとも言われたボウリング場跡地に…

(星が丘ボウルでのリポート 1990年)
「ボーリング人口も本当に増えているんです。日曜、祭日ともなると、どのボウリング場も満員ということで、1時間待ちはざらなんですが、正月はそれに輪をかけた賑わいで、きょう今、この時間は1時間50分待ちだということです」

1970年にオープンした「星が丘ボウル」。開業当時は1フロアに100レーンが並び、「世界第3位の規模」として一躍脚光を浴びました。常に名古屋のボウリングブームの中心にあった場所でした。しかし。

(星が丘ボウル 去年12月)
「53年間ありがとうございました」

老朽化などを理由に去年12月、53年の歴史に幕を下ろしました。

ボウリング場の場所は、地下鉄星ヶ丘駅から目と鼻の先。おしゃれなショップが集まる「星が丘テラス」とも隣接。ちょっと歩けば東山動植物園もある“一等地”です。その跡地利用については注目が集まっていますが。

(大石邦彦アンカーマン)
「駅前の百貨店が目印の名古屋市千種区の星ヶ丘にやってきました。去年閉館した星が丘ボウルの解体作業の真っ最中なんですね」

複数の関係者によりますと、星が丘ボウルの跡地の一部が有力候補地のひとつということが分かったのです。このほか「現在の千種図書館の隣」も有力候補地となっています。