姉や市長らが“地元のヒーロー”を全力応援!
(三重 伊勢市 鈴木健一市長)
「皆さんの熱い思いがパリに届くよう頑張って応援しましょう」
(西本選手の姉 柳本有佳さん)
「きょうも厳しい試合になると思う。みなさんの応援が力になると思うので、どうぞ熱い応援を届けてください」


市立図書館に伊勢市長や姉の有佳さん、そしてスポーツ少年団の小学生ら約220人が“地元のヒーロー”を応援しようと集まりました。
「西本!西本!」
熱いエールが送られます。

しかし、第2ゲームは…持ち味の“雑草魂”で粘りましたが、14対21で落として試合は第3ゲームに。激しい攻防が続きます。
必死に走り回って相手にくらいつきましたが、第3ゲームも12対21で落として1時間20分に渡った長い試合は、ゲームカウントは1対2。西本選手の初めてのオリンピックはここまで。準々決勝進出はなりませんでした。
試合後のインタビューで西本選手は、涙ながらにこう語りました。
「きょう勝って、メダル争いに食い込みたかった。この結果をしっかり受け止めて、次に進んでいきたい」
地元で応援していた人たちは…
「粘り強いプレーを最後までしていて本当にすごいと思った。これからも応援したい」
(西本選手の姉 柳本有佳さん)
「本当に残念の一言だけど、1点を追いかける姿に感動した。『感動をありがとう』と言いたい」


試合会場では、白熱の戦いに「拳太コール」が巻き起こりました。
観客席で夫婦で応援していた父・吉春さんはCBCの取材に対し「拳太コールもしていただき皆さんに感謝しかありません。パリへ連れてきてくれた拳太にも感謝です!」と話しました。