キャッシュレス決済 韓国は95% 中国は83% 日本は…?

(大石アンカーマン)
こんなアンケート結果が出ています。
主婦層の方に「お札を使う機会は今後どうなりますか?」と聞くと、「変化しない」が約50%、「減る」という方が約44%もいるんですね。

それでは「キャッシュレス決済」の現状を見てみると、ここ10年で2倍以上に増えているんです。増えた理由というのは、消費税が8%から10%になる時にキャッシュレス決済した人にポイント還元するという事業がありました。このポイント還元事業で普及率が上がりました。

もう1つは「コロナ禍」。やはり非接触がいいということでキャッシュレス決済が進みました。国の目標値ぐらいまで既に普及してきています。ただし海外を見てみますと、韓国は95%で中国は83%と遠く及ばないのが現状なんですね。

(若狭キャスター)
ただ、キャッシュレス化が進む一方で、現金の存在意義というのもありますよね。

(大石アンカーマン)
ありますね、韓国も95%といっても紙幣はなくならないわけです。しかもキャッシュレス決済の場合、システム障害が起きたら使えなくなったりもします。

「災害時には、やはり現金」という話もよく聞きます。そういう意味では、紙幣というのはなくならないと思いますね。

(若狭キャスター)
発行された新紙幣、そのうちに手元にも来ると思いますので、楽しみに待ちたいと思います。