目玉の商品は5000万円!初めての「持ち回り」へ

配属から約2か月が経った4月下旬。中野さんは初めて、外商マンにとって大事な仕事のひとつ「持ち回り」を行います。持ち回りは、販売員と共に顧客の自宅を訪問し、その場で商品を見せて売り込む仕事のこと。この日は、ネックレスや指輪など宝飾品を持っていきます。
(販売員)
「今月から取り寄せ始めた新しい商品。レオ・ファーストライトというダイヤモンド」
この日の目玉は、特別なカットが施され、美しい七色の輝きが特徴のダイヤ。重さは3カラットで、価格はなんと5000万円!店では簡単には売れない、外商ならではの商品です。

(新人外商員・中野歩海さん)
「心臓が飛び出そうなくらい緊張しています」