ふたたび至学館大学のマットへ

(大石アンカーマン)
「けがを克服した藤波朱理選手なんですが、きょうは至学館大学で練習しています。まだ体力トレーニングのようですが、動きはいいですね」
至学館大学のマットに戻ってきた藤波選手。パリオリンピックまで約2か月。オリンピック前にけがという挫折を味わった藤波選手に大石アンカーマンが直撃しました。

(大石アンカーマン)
「(左手)結構しっかり握れますね」
(藤波選手)
「はい。全然」
(大石アンカーマン)
「左ひじの状況はどうですか?」
(藤波選手)
「順調に回復していて、レスリングにも復帰できて、かなり予定よりも早い日数で回復しています」


現在の回復具合は8割ほどと順調ですが、けが直後はパニックになったといいます。
(藤波選手)
「本当にオリンピックがもう一番すぐに頭に浮かんで、やばいんじゃないかっていう、ひじも過去最大の痛みでしたし、心も体もすごくキツかったなと思います」


ここまで早く復帰できたのには、ある友人の支えがありました。
(藤波選手)
「入院してすぐに、友達が本を持ってきてくれて、それを毎日を読んでいたら、すごく支えになった」