大手コンビニエンスストアのローソンが、価格そのままで内容量を増やした商品を地域限定で販売しています。

(畑中大樹記者)
「名古屋にあるローソンでは、商品棚に『大盛』の文字がずらり並んでいます。通常サイズと同じ値段のまま25%増量しているということで、弁当を手に取るとずっしりと重さを感じます」

ローソンは、5月14日から中部地区限定で価格を据え置きで量を25%増やした商品を販売しています。

第1弾は、チャーハンと焼きそばの弁当(462円)、卵焼きのサンドイッチ(343円)、カットされたパイナップル(298円)の3品です。

(客60代)
「今、物価が高いので、大盛りだと助かる」
(客30代)
「コンビニでは、1.5倍とか2倍くらい(価格が)跳ね上がっている。“安くて多い”に越したことはない」
(客30代)
「多い方が得に感じるので、買いたくなる」

ローソンは去年7月にも「でら盛りフェア」と銘打ち、愛知県の店舗限定で、価格据え置きで量を増やした弁当やスイーツなど合わせて6品を発売。

今回も物価高が続く中でお得感を打ち出し、客を取り込みたい考えです。

(ローソン中部カンパニー 吉村俊亮さん)
「物価高でお客さまが節約志向になっている中で、値段はそのままで大盛り商品を発売することで『お客さまにお得に楽しんでいただきたい』と思い企画した」

来週からはロールケーキとパスタ、デニッシュの量を増やして販売するということです。