中部空港発着に去年の約2倍 10万人余が予約

こうした中、4月27日連休初日の中部空港では。
(徳田早穂記者)
「こちら中部空港の国際線ロビーでは、朝から出国する多くの人たちで賑わっています」
物価高に加え一時、1ドル=160円台まで下落した「円安」で、海外旅行はハードルが高いですが、ことしのゴールデンウィークは、長い人で10連休に。中部空港を発着する便には去年の1.85倍となる、約10万1000人が予約しています。

(海外旅行に行く人)
「グアムに4泊。子どもがプールで4日間丸々遊ぶのではないかと」
「ベトナム。みんなでアオザイを着るのが楽しみ」
「韓国に3日間。エステと食べ物です」
それでも皆さん、円安はやはり心配のようで。
(シンガポールへ)
Q円安対策は?
「両替の時に特典があるカードを使う。(両替の)手数料がかからないカード」
(グアムへ)
「ご飯代が浮くようにインスタントのお米を持っていこうと」

現地で使うお金をできるだけ減らそうと、数々の「節約術」が。帰省と観光を兼ねてフィリピンに行く親子は。
(フィリピンへ行く親子)
「カップラーメンとか持ってきている。(親戚などへの)お土産も含めてかなり持っていく」
フィリピンの通貨「ペソ」に対しても円安は進んでいて、旅行の割高感は否めません。
(フィリピンへ行く親子)
「これはほんの一部。まあこれ(カップラーメンなど)ばっかりを食べるわけではないが、朝食などはこれで済ませようと思っている」
