タクシー会社が運転管理 「安全指導を徹底し供給責任を果たしたい」
「日本版ライドシェア」は、タクシー会社が運転を管理するのが特徴で、名鉄タクシーは安全管理に特に力を入れていると話します。
(名鉄タクシーホールディングス 浅野丈夫社長)
「この地域におけるタクシー事業者として、安全教育、安全指導を徹底した上で、供給責任を果たしていきたい」
ライドシェアの車両に料金メーターはついておらず、アプリを使って予約をした際、距離に応じて料金が事前に確定する仕組みです。
また、必ずしもライドシェアの車両が配車されるわけではなく、近くを走っていた場合に配車される可能性があるということです(アプリで「ライドシェア」を選択していた場合のみ)。


(ライドシェアドライバー)
「お客さまを乗せて走るのは初めてなので、特に1人目のお客さまに関しては、大丈夫かなと不安。ドキドキしている」
名鉄タクシーではすでに100人近い応募があったということですが、今後も採用を続け、研修が終わったドライバーから順次、名古屋市内とその周辺を走ります。

(三重県 一見勝之知事)
「タクシーが足りなくなっているところがある。これをどう補っていくか」
タクシー業界では、コロナ禍からの回復に伴いインバウンド需要が増えるにつれて、「ドライバー不足」が深刻化しています。
三重県でも、ことし夏の観光シーズンにあわせて志摩市で試験的にサービスを始める方向で調整を進めるということで、今後、ドライバー不足の「救いの手」となるかに注目です。










