福岡県みやま市の小学校で、1年生の男子児童が給食の「うずらの卵」をのどに詰まらせて死亡しました。東海地方の皆さんはどう受け止めたのでしょうか。
(5歳児と0歳児の母親)
「かわいそうだなと」
(3歳児と0歳児の祖父)
「やりきれないですね、気の毒というか…(うずらの卵は)気を付けていけなかったかも」
(0歳児の祖母)
「保育士をしていたので、その時は『よくカミカミしようね』と頻繁に声をかけて、全体を見回していた。近くで見ていても起こるものは起こる」

消防などによりますと26日午後、福岡県みやま市の桜舞館(おうぶかん)小学校で小学1年の男子児童が「給食をのどに詰まらせて息ができない」と学校から通報がありました。
男子児童は、ドクターヘリで病院に運ばれましたがその後、死亡が確認されました。

みやま市教育委員会によりますと、給食中に児童が吐きそうなそぶりをしたため担任らが背中をたたくなどして吐かせようとしましたが、口から何も出せずその間に児童は自力で立っていられない状態になったということです。
詰まらせたのは、給食の「みそおでん」に入っていた「うずらの卵」だと見られています。


(みやま市・待鳥博人教育長)
「私が報告を受けている範囲では、教職員はしっかり対応してくれたと捉えています」
このニュースについて、医療現場の受け止めは?
(みわた小児科・三輪田博介院長)
「小学校に入ると“むせる”という形で自分で反応するので、死亡に至るようなことは、印象としてはあまりない」

では、小学校でそんな場面に遭遇した場合、教諭ら周りの大人たちが出来ることは改めてどんなことがあるのか伺いました。