厚生労働省は、1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が1医療機関あたり「2.36人」で、前の週よりおよそ1.5倍増えたと発表しました。

厚労省によりますと、今月12日までの1週間に全国およそ3000の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり「2.36人」でした。

前の週よりもおよそ1.5倍増えていて、8週連続の増加となっています。

都道府県別でみると、沖縄県が「14.38人」と最も多く、次いで東京都の「4.76人」、神奈川県の「4.21人」、千葉県の「4.20人」となっていて、首都圏でも感染者が増えています。

また、インフルエンザの影響により全国の328の学校などで休校や学級閉鎖となっていて、厚労省はマスクの着用や手洗いなど、感染対策を呼びかけています。