展示を終えて撤去…約5年間“眠っています”
町の郷土資料館が開館したのは1999年。
その時、塩作りの町をPRするのに海外産の岩塩も合わせて展示し、町民に見聞をひろげてもらえたらという当時の方針があったようです。
そのほかの展示物もあわせて総額約4400万円をかけた東浦町。
約20年間、この巨大岩塩も郷土資料館で常設展示され、2019年の資料館リニューアルの際に一定の役目は終えたということで撤去となりました。

その後は、倉庫の中で保管されたまま約5年が経ちましたが…。
(東浦町 生涯学習課 楠美代子 文化財係長)
「専用の置き場ではないので、ここに置いていても仕方ない」
実は、ずっと処分に困っていたのです。

これまで2回インターネットで官公庁のオークションに出品したこともありましたが、ついた値段は「1個2円」!
購入したら「一生塩には困らない」などと話題になったそうですが、今も購入者は見つかっていません。
そこで...。










