ぴよりんに次ぐヒット商品に? 新商品候補はプリン

2023年12月19日、河田さんは名古屋市中村区にある本社の会議室にいました。春日井市への工房移転に向けた打ち合わせです。会議では、「ぴよりんshopアトリエ店」限定の今までとは一味違う「サボテンぴよりん」もお披露目されました。春日井市はサボテンの一大産地で、そのイメージキャラクター「春代」とのコラボ商品です。

まわりのババロアは抹茶味で、表面にはその名の通り、サボテンをパウダー状にしてふりかけています。

(ジェイアール東海フードサービス・吉村伸一社長)
「おいしいです。これがサボテンの味がどういう風に効いているのかといわれると、なかなか表現が難しい」

見た目の面白さから、販売する方向で意見が固まりましたが、味を更に改良することに。新店では、こうして新しい商品も出していく予定です。さらに、今回新商品の候補として出たのが、ぴよりんにも使われている、名古屋コーチンの卵を使ったプリンです。

(ぴよりんアトリエ・河田裕子副工房長)
「『食べに行こう』となるそういう(商品が)工房にも1個はほしい。ほかのプリンとは違うというのを何か…」

お皿に出したときのぷるぷる感は、まさにぴよりん。「ぴよりんプリン」誕生も予感させますが…。お皿に出すこと自体が難しく、でもカップのまま食べるとぷるぷる感が感じられません。
そこで出てきた言葉が…。

(本社の社員)
「やりますかチャレンジ。ぴよりんチャレンジ」

(ぴよりんアトリエ・河田裕子副工房長)
「それなら丸いカップの後ろにぴよりんの柄が反対に入らないですか?そうしたらひっくり返した人だけぴよりんが…」

今は産みの苦しみ。それでも、河田さんは新しい挑戦に前向きです。