そもそも、再配達の割合はどれほどあるのでしょうか。
国土交通省が去年10月に行った調査によると、宅配便の再配達率は11.1%。
1年間の宅配便取扱個数(2022年度)はおよそ50億個以上もあるため、再配達数は5億5000万個以上もあるという計算になります。
また、国交省では、2024年度に再配達率6%を目指していて、さらなる対策が求められます。
こうしたなか、宅配ボックスが設置される賃貸物件も増えているといいます。

ウチダレック 賃貸企画課 春山佑真 主任
「こちらの宅配ボックスは、もともと建築のときには無かったんですが、需要が高まったということで、最近設置されました。弊社が去年建てたアパートでは、各部屋の横に宅配ボックスがあり、外から入れて、部屋の中から取り出せるタイプもあります」