物流の2024年問題。トラックドライバーの労働時間の制限などにより、輸送能力が不足し、これまでと同じような運送や配達ができなくなる懸念が高まっています。
法改正の施行まで、あと1か月余り。私たちの生活に直結する、この問題を前に、需要が急増しているモノがあります。「宅配ボックス」です。

鳥取県米子市内のホームセンター。
今月に入りある商品が売れ行きを伸ばしているといいます。

ナフコ ツーワンスタイル米子東店 大濱磨里子 販売主任
「宅配ボックスがよく売れています。昨年度に比べると、170%の売り上げになっています」

外出時や入浴中、料理中など、不在在宅問わず、届いた荷物を非対面で受け取れる宅配ボックス。

ここにきて、売り上げを伸ばしている理由とは…

ナフコ ツーワンスタイル米子東店 大濱磨里子 販売主任
「今年4月からの2024年問題が近づいているので、それに対策されて買われる方が増えていると思います。以前はシンプルなボックスタイプが多かったんですけど、今はダイヤル式や鍵が付いたものが増えています」

「物流の2024年問題」。労働基準法の改正に伴い、今年4月からトラックドライバーの労働時間が制限されることで、輸送能力が不足し、従来と同じような運送・配達ができなくなる可能性があると言われています。

ドライバーの負担軽減に必要不可欠と言われているのが「再配達」の削減です。