鳥取県湯梨浜町と言えば、北は日本海、内陸に東郷池、有名な温泉もある風光明媚なところで、二十世紀梨の産地としても知られています。
海の幸、山の幸の食材にも恵まれた町は、「料理のまち湯梨浜町」のプロジェクトをスタートしました。
どんなグルメが味わえるのか、取材しました。
まず訪れたのは、東郷池に面するはわい温泉の一角、湖屋カリー。
ここで味わえるメニューが、「湯梨浜産氷温熟成舞茸のカリー」です。
日野彰紀記者
「この舞茸の香りにそそられますね、いただきます。
お肉やお魚にも負けないような舞茸の存在感、すごい旨味ですね」
湖屋カリーが選んだ湯梨浜町の食材は「舞茸」。
氷温熟成の舞茸「鳥取の宝」を素揚げにしたあとソテー、カツカレーのとんかつのようにご飯に載せると、舞茸と調和が取れるよう野菜ベースでマイルドに仕上げたルーをかけます。
湖屋カリー 金﨑悟一さん
「かなり大ぶりな株の舞茸が手に入るということで、ほかの食材にも負けないしっかりとした存在感があるものだったので選びました。」
この舞茸のカレーのように、町で作られた食材を際立たせて魅力あふれる料理を提供するのが、「料理のまち湯梨浜町」の取り組みです。