1日、石川県の能登半島で、最大震度7を記録する地震が発生し、甚大な被害が出ています。
こうした中、過去に大きな災害があった被災地では、空き巣や詐欺、災害に便乗した悪質業者によるトラブルが、また被災地以外の場所でも義援金に関するトラブルなども発生していることから、警察や消費生活センターは注意を呼び掛けています。

2016年10月21日に発生した鳥取県中部地震。
マグニチュードは6.6、倉吉市などで震度6弱を観測し、県内で重傷8人、軽傷17人、住家全壊18棟、住家半壊312棟、一部損壊1万5078棟の被害が発生しました。

この震災直後に起きたのが、悪質業者による屋根などの修理工事に関するトラブルです。

鳥取県消費生活センターによりますと、「言葉巧みに話され高額契約をさせられた」「うちなら早く直せますと言われたのに、工期内に工事が履行されなかった」「見積より高い金額を請求された」などの相談が寄せられたということです。