島根県松江市出身の18歳、野﨑千愛季さん。今年、日本最大の公募展「日展」で初出品にして見事入選を果たした、注目の若手アーティストです。
創作への思い、18歳の等身大の素顔に迫ります。

まるで生きているかのよう、鋭い目つきでこちらを見つめる女性の人形。自らの手で開いた腹からは、真っ白な顔が覗く…一見、恐ろしくも見えるこの人形には、こんなメッセージが添えられていました。

「どんな酷い目にあっても、心が汚れても、良心を保とうとする心が少しでもあったら、それが世の中を救うと思った」

人形の制作者、野﨑千愛季さん、18歳。
日本最大級の総合美術展覧会「日展」で、初出品にして初入選という快挙を成し遂げた、注目の若手アーティストです。