谷口篤史 記者
「いました、いました、バス停の壁にほら、カメムシ!中にもいますよ、カメムシいました。さらにここにも!カメムシだらけ」

どこもかしこもカメムシだらけ。もう11月中旬だというのに、なぜこんなにもカメムシが多いのでしょうか。

鳥取県立博物館 鶴智之 学芸員
「今の時期はカメムシは越冬するために越冬場所を探している時期で、そのために色々飛び回っているので、色んなところで見られると思います」

そう、現在カメムシは、冬を越すための快適な場所を絶賛探し中。
さらに、そこに影響しているのが11月の天気です。

鳥取県立博物館 鶴智之 学芸員
「やはり暖かい方が、カメムシも盛んに飛び回ることができるので、冬眠場所を探そうとカメムシの活性も高くなっているんだと思います。この後の気温次第ですが、暖かい傾向が続けば、11月中盤~後半まで続くかもしれません」

例年だと、10月下旬ごろには見かけなくなりますが、今年は11月に入っても夏日を記録するなど、暖かい日が続いたことで、カメムシたちも活発に動いているというわけです。