5年に1度行われる和牛のオリンピック、全国和牛能力共進会。去年の鹿児島大会で肉質日本一に輝いた島根県は、畜産技術の高さなどを証明しました。この技術の継承などを目指し、2日、島根県松江市でしまね和牛の子牛の審査会がありました。

JAしまねが県内各地で開いている子牛共進会。2日、島根県松江市にある島根中央家畜市場には、県東部から今年生まれたメスの子牛39頭が集まりました。

JAしまね畜産部 石倉功部長
「しまね和牛を将来にわたって継いでいく。そのために、子どもを産んでくれるメスは非常に重要な位置付けになります。」

この子牛たちは、4年後北海道で開かれる全国和牛能力共進会などに向けて、繁殖用の母牛として優れた子牛を産む役目を担います。
しかし…。

JAしまね畜産部 石倉功部長
「餌や管理する施設の光熱費。これも非常に上がっておりまして、経営的には非常に厳しい状態です」

わらなどの価格は数年前の2倍に。輸入飼料には円安も影響して経営環境は厳しくなっています。

審査員
「今年も非常に将来性が期待できる牛でございますので、是非地元に残して頂いて、島根の将来を担う繁殖牛にして頂きたい」

JAしまねでは、子牛共進会を通じて、技術の発展や継承と共に、優秀な子牛を早期に見出し県内での育成を促すことで、”しまね和牛”の総合力向上を図りたいとしています。