島根県松江市の宍道湖で人気の夕日スポット周辺で今、大量の魚の死がいが確認されています。
死んでいるのは「コノシロ」という魚。すしネタで有名な「コハダ」の成魚にあたります。
今年は近年で最も多い死がいが確認されているということですが…一体、なぜ?


「あそこに浮いているのがコノシロです。」担当者が指をさした先には、数匹の魚の死がいが浮かんでいました。

島根県松江市の宍道湖。
さらに護岸に目を向けると衝撃の光景が広がっていました。

木谷茂樹 記者
「ここは普段は夕日スポットとして知られる場所なんですが、魚が大量に死んだ状態で流れ着いています」

作業する人が持つタモの中には、大量の魚の死がいが次々と放り込まれていきます。
陸に上げられた魚の死がいは、ほとんどが同じ種類の魚です。

国交省出雲河川事務所 大森利幸さん
「死がいはコノシロという魚です。小さい時にはコハダとも呼ばれますので、すしネタにもなるような食べられる魚です」

「コノシロ」。
宍道湖でもよく見られる魚ですが、湖の巡視を行う国交省出雲河川事務所が、6月16日に今年初めて、およそ150匹の死がいを確認しました。

国交省出雲河川事務所 大森利幸さん
「21日に1200匹。初確認から7日間で4700匹を回収しました」


死がいの確認は、日に日に増え続けていて、26日までに回収した数は1万2000匹余り。
2021年は約2000匹だったため、すでに去年の6倍、過去5年で最も多く確認されています。

宍道湖でのコノシロ大量死は過去にも発生しています。
1997年にはおよそ21万匹が確認され、200人がかりで回収にあたりました。

しかしなぜ、コノシロだけが死んでいるのでしょうか。