ASNARO 小畑明日香代表
「コロナでそれが全然なくなってしまって、売上の9割減みたいな…」
廃業もちらつくほど追い詰められた時、思い当たったのは企業や行政からの記念品やノベルティの引き合いでした。
それまでは引き受けていなかった仕事でしたが、ここで小回りが利く小さな工房の強みが発揮されることになります。
種類の違う多くの商品を作っていた手芸店時代の経験が活かせました。
ASNARO 小畑明日香代表
「多品目、いっぱい種類を作ることがうちが得意なんですよ。お客さんの要望が細かくあるし、見えない要望もあるので、これをこういう風に作って、こういう風に渡したり売ったりとか宣伝に使ってもらったらいいんじゃないですかねというところまでご提案して。」

ノベルティや記念品の制作でASNAROは立ち直り、ビジネスは軌道に乗っていきます。そうして夢を叶えるように、作りたかったオリジナル商品も次々と開発するようになりました。
御朱印帳もそのひとつです。
こうした商品を通して、日本の木の良さが広がっていけばと考えています。
ASNARO 小畑明日香代表
「どこどこ産のナスとかキュウリとかという風に、木もなっていって欲しいなというのがあります。」
ASNAROの強みは、デザイン力や商品企画力。
日本の木を売るための魅力的な商品作りを通して林業を応援したいという願いを少しずつ叶えています。